不登校と高校受験
文部科学省の統計によると通信制も含めて高等学校・高等専修学校への進学率は98%です。
保護者の皆さんがご自身で体験してこられた受験との違いが年々変化しています。
特に不登校のお子さんの保護者さまが受験の不安をすでに抱いておられたり、特別支援学校しか選択肢がないと思いこんでおられる保護者さまに「ちょっと待って下さい。」とお話することが増えてきました。
日常生活に必要な学力と学歴とは別だということをまずは知っておいていただきたいと思います。
かつて、医師・弁護士はまるで一生食うに困らない職業であるかのように思われてきましたが、それすら崩壊しつつある社会構造をご存知でしょうか?
今は、保育士不足・教員不足と言われていますが、少子化でこのままこのような資格を持っていても何十年後かには仕事にあぶれてしまうことにお気づきですしょうか?
すでに終身雇用という日本の社会構造は崩れており、AIの進歩により無くなるであろう仕事が何百もあるのをご存知でしょうか?
それでも、子どもたちがイキイキと生活していけるように、必要な学力をつけて、貢献感を得られる仕事に就いて欲しい、余暇を過ごす力をつけて欲しいと日々、考えています。
某学校法人の理事長と一度お話をさせていただきました。教育はそちらでサポートをお願いして、コミュニケーションスキルや日常生活に必要なこと、心理的なサポートを【オルタナティブ・スクール とも】で出来ないかということを連携する方向で、再度お話の機会をいただきました。
まだまだ、勉強が必要だと実感する今日この頃です。