子どもの習いごと
塾、水泳、サッカー、英語、他もろもろ
子どもの習いごとの主体は【こども】です。
ただし、まだお金を稼ぐことが出来ない子どもの習い事の月謝を払うのは親です。(場合によっては祖父母)
どんな習い事があるのか
①子どもは自分自身の仲間から情報を得る(主体は子ども)
②親や祖父母から情報を得る(主体は大人)
③チラシや広報、新聞・雑誌などを見て情報を得る(主体は子ども)
④学校の配布物で知る(主体は大人)
大きく分類するとこうして子どもは情報を取得していきます。
次に
①子ども自身が「やりたい!」「習いたい!」と自ら言う
②大人が「やってみたら?」と提案する
③大人が「やりなさい。」と指示する
ここで①②は、大人と子どもの合意形成がある程度は発生するはずです。金銭的なことや時間的などを含めて、話合いが必要になります。
③はどうでしょう?
次に発生するのは、
習ってみたけど面白くない、自分には向いていないから「やめたい」と子どもが言うと大人の反応は
→①せっかく習いはじめたのだから「もう少しやってみたら?」
②「あなたがやりたいって言ったんでしょ!」
③「学校で必要だから続けないさい。」
④「じゃあ、やめてまた何かやりたいことがあったら教えて!」
他色々あるとは思います。
基本的には、子ども自らがやりたいと思うことと金銭的・時間的に余裕があることに関しては大人は応援すれば良いと思います。
ただし、明確に「もうやめたい。」と言っているのに大人の都合で続けさせるのは、ハッキリ言うと金銭的も時間的にも無駄です。
大人だって、やってみたけど向かなかったことはたくさんあるはずです。私自身もピアノは習いたいくて母にお願いして小学3年生から中学2年生ごろまでは続けましたし、その後は高校生になり電子オルガンを習い、就職いてからは自分の稼いだお金で電子オルガンとピアノをまた習ったのですが、テニス、ダンス、英会話はすぐに諦めてやめてしまいました。
余暇を充実させる意味で習い事は、あくまでも子どもが「楽しい」と思えるかどうか?
大人になった時にも嫌いにならずに時々やってみたくなるかどうか?
ここに大きな意味があります。
子どもたちには、自分のことは自分で決める権利【自己決定権】があることを今一度、大人は思い出して下さい。