オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

【スーパーボールすくい】の看板

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夏祭りの【スーパーボールすくい】の看板をAさんがお習字で書いていました。それをBさんが手を触れずに覗きこんでいました。

Bさんには、【かき氷】の看板制作を手伝ってもらってすでに完成させていたのですが、、、、、

 

急遽、職員が別の紙とたんぽを用意してくれたので、BさんはAさんの真似をして、硯にたんぽを付けては紙に墨でテンテンテンとAさんの真似をして楽しみました。

 

乾いたら、テンテンを切り取って【かき氷】の看板に装飾として付け足します。

 

真似をされる《憧れられる》こと、真似をする《模倣する》ことで、子どもたちは学習しそれぞれに成長します。安心した大人との関係をしっかりと構築した後は、子ども同士の学び合いに大人はうまく介入しながら、それぞれの課題をその時に応じて一歩ずつ進めていきます。それが『オルタナティブ・スクール とも』の療育そのものです。

発語のある無しに関わらず、他者との関わりの中で子どもたちが成長する瞬間をたえず見逃さないないように、そして少し背中を押すタイミングを保護者様にもお伝えしながら、お家の方と同じ方向を見ながら、子どもたちの成長を日々、楽しんでいます。