お友だちが病気に、、、
保護者様から体調を崩して入院されたとの連絡がありました。
子どもたちが一斉に「えー大丈夫?」「どうしたん?」と心配の声があがりました。
「まだ、よくわからないから、私が夜、お見舞いに行ってくるね。」と返事をすると、たまたま折り紙でツルを折っていた男の子が「これ、千羽鶴にして持って行って。」と一言。
別の子どもは「Aちゃんが好きな色で折ったらいいんちゃう?」とアドバイス。
1日、10名が定員の施設で遊びも年齢も違って一見すると交わりがないように見える子どもたちもお互いのことを知っていて、入院したとか、利用日が違って会わない日が続くと気にしています。
6年生が修学旅行で広島の原爆記念館に行く際に高学年が下の学年にツルの降り方を教えてあげている経緯もあり、15羽ほどのツルが折り上がりました。
糸で吊さずに紙に貼ることを職員に提案してもらい、小学校1年生の子どもに両面テープを剥がす作業手伝っってもらい、メッセージも書いてもいました。
夜、病院に行きAちゃんの様子を伺うとたいしたことはないようですでに点滴も外れていました。
子どもたちからの千羽鶴を『「Aちゃん、はやくよくなっていっしょにあそびうね。」って書いてあるよ。B君もC君もDちゃんもEちゃんも心配してたで。』と言いながら渡して、「どうやって、点滴をしたか?看護師さんが何をしていたいか?をまた、【とも】でお医者さんごっこの時にお友だちに教えてあげてね!」と言うと照れくさそうに笑っていました。
この季節は、体調を崩しやすいのでちょっとしたことがきっかけで子どもたちは急変するので保護者様も心配が尽きないと思います。
音楽会で見せつけられた、誰も排除しない、ありのままを受け入れるという姿をまた見ることができて、「子どもってすごいなぁー!」と再度関心させれました。
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