オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

期末考査の合理的配慮(ディスレクシア・ディスグラフィア編)

小学校から中学校に進学する際にどんな合理的配慮をしていただきたいか?

 

をお子さん本人からの聴き取りや保護者様の意向を伺った上で

かなり具体例を列挙した文書を教育委員会と学校長、全教諭宛に書面で送っていました。

 

保護者様とは、

「本来ならこれは学校側が勉強をして本人と相談の上で配慮するべきなんですがねーーーー」

と話をさせていただきながら、

「何をしたら良いのかわからない」

と入学前に学校側から言われてしまった経緯もあって、私がスーパーバイザーとして名前を記して、

保護者様とご本人の名前で文書をお渡ししたのです。

 

期末考査では、

問題用紙も解答用紙も分割してB4の半分(B5)をB4にして下さったとのことでした。

 

残る課題は学校で使用されているザラ紙が色が灰色なので、そこに黒いインクでの印刷が見えにくかったと聴き取れました。

 

行間や書体など工夫点を列挙していたのですが、拡大もお願いしていたのでご本人は見やすい範囲だったそうです。

 

この合理的配慮を学校側も記録として残しておくことが高校入試の合理的配慮の要望には欠かせません。

 

もちろん、ともの記録を保護者様とも共有して残しています。

 

*紙質に関しては再度申し入れをしたいと考えています。(行間も書体にも配慮していただきたい旨はお知らせしていたのですが、、、、)