オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

信州大学医学部子どものこころの発達医学教室

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https://sucadp.info

信州大学医学部子どものこころの発達医学教室公式WEBサイト

 

日本自閉症スペクトラム学会の会長をされている

本田秀夫先生

が在籍されている信州大学医学部子どものこころ発達医学教室のサイトには

 

YouTube他、見やすく理解しやすい情報が満載です。

 

ご著書の何冊かは、ともにも蔵書して貸し出しをしたりもしています。

 

子ども目線のお話で参考になることも多いです。

 

学校の先生方に知っていただきたいことも多いので、保護者様から伝えにくいお子様の特性は「このサイトを見て下さい」

でも良いかもしれません!

 

ピストグラムとは、、、、

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https://www.nodaasuka.com

▲ピアニスト野田あすか公式サイト

 

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【非常口】のピストグラム

 

今回、なぜ、ピアニスト野田あすかさんとピストグラムを紐づけたか?というと、、、、、

 

以前、野田あすかさんが出演された番組の中でお母様があすかさんに

「砂糖を買って来て!」

とお願いされた場面をカメラマンが追いかけて撮影した場面を思い出したからです。

買い物の途中でチョウチョウを見つけると追いかけてしまったり、スーパーに到着するまでにも色々と彼女の特性が見られたのですが、、、、、

何より特徴的だったのは、スーパーでいつも家で使用している砂糖のメーカーの袋とは違う砂糖のメーカーの袋を目の前にしたあすかさんが

困惑した場面でした。

 

各メーカーがロゴマークとして使用している柄は様々です。

スプーンの形やティーカップの形など想像しただかでもいくつか思いつきます。

ただし、「これが砂糖だよ!」とインプットされたマークと同じ物が必ずしもスーパーに並んでいるとは限りません。

ピストグラムのようにある程度、日本国内共通や世界共通だとわかりやすいのですが、

ロゴマークは会社がプロに頼んでお願いして作成するものです。

共通とはいえません。

 

私たちは【砂糖】という文字情報を使って、それが砂糖であるかどうか?を判断しますが、

ロゴマークが入りやすいあすかさんにとっては混乱でしかなかったのは容易に想像出来ました。

 

ともで大切にしたいのは、フラッシュカードでその絵柄の名前を覚えることよりも実際の買い物の場面で『りんご』を知っているかどうか?

食べたいと思った『りんご』を買って帰ることが出来るかどうかのことが将来的には重要だと思っています。

フラッシュカードで名前を覚えて、実際に食べる前の『りんご』を切る前の状態と切ったあとの状態、そして食べた時の味など全ての情報がインプット

されてから、買い物に出かけると『りんご』を買うことが出来るかもしれません。

それでも『青いりんご』などは、?????となるかもしれませんね。

 

ましてや【砂糖】という漠然とした支持では、

【上白糖】と書かれている場合もあれば、【グラニュー糖】とかかれていることもあって、何を買えばいいのか?混乱します。

 

たいがいは、赤色を多く使ったロゴマークが【上白糖】には多いように思っていましたが、最近ではコンビニエンスストアがシンプルなパッケージで

【砂糖】を売っていることにも気づきました。

 

買い物をお願いしたり、自分で欲しい物を買う時に《文字情報》(視覚情報)に人は依存しています。

 

どうやったら買い物がしやすくなるのか?

店員さんに紙を見せるのもありです。(SOSを出す力)

 

あすかさんは、携帯電話を使ってお家におられるお母さんにSOSを出したように記憶していますが、残念ながら動画はすでにリンクが切れてしまっていました。

 

来年小学1年生になるお子さんの見学

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夏休み前から《2023年4月》から【放課後等デイサービス】を利用したいとのお問合せが続いています。

新型コロナウイルスの罹患が増えてしまい、問合せをいただいた保護者様には少し波が落ち着くのを待っていただき、

やっと見学に来ていただくことが出来ました。

(9月末まで濃厚接種者やら家庭内感染の報告を現在利用中の保護者様から報告をいただいていたので2年半経ってもクラスターは発生していません。)

 

子どもたちには、

「今日は見学に〇〇さんと▲▲さんが来られるからよろしくね!」

といつも声をかけています。

見学者が相談支援専門員であっても利用希望のお子さんであっても同様です。

 

様子を見て関わろうとしてくれる子どもたちもいれば、自分のペースを崩さない子どもたちもいます。

たった1日のほんの1時間ほどで【オルタナティブ・スクールとも】の中が全てわかるわけではないのすが、関わろうとしてくれる子どもたちは自分たちが

見学に来た時に楽しかったことを再現してくれるかのように関わってくれます。

 

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楽器が好きなお子さんには

『こうやって叩くねん』と言わんばかりに叩いて見せたり、、、、、(実は、今まで全くパーランクというエイサーに使用する太鼓に興味がなかったのにです!苦笑)

 

中学校の《トライやるウィーク》を図書館で経験した中学生は、絵本を読み聞かせようとコッソリと練習したり、、、、、

 

窓をしめたくなるお子さんに『ダメ』という禁止の言葉を使わずに、〈幽霊〉のポーズをして窓から離れるように誘おうとしてくれたり、、、、、

 

発語があってもなくても関わろうとしてくれる成長した子どもたちの姿から学びを得る瞬間です!

 

「過敏性の心理学」公開シンポジウム

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https://psych.or.jp/event/sympo2022_sens/

公益社団法人日本心理学会 公式WEBサイトより

 

日時:2022年11月19日(土)13:00-16:00
開催方法ライブ配信:(Zoom ウェビナー)
事前申込制:【申込締切:2022年11月13日(日)】
定員:1,000名


概要近年,発達障害の方々の特性の一つに光や音,触覚に対する過敏性があることが知られ,心理学も様々な形で貢献してきました。

本シンポジウムでは,当事者からの情報提供の他に,そのメカニズムの理解や,教育場面での支援,そして過敏性を活かした芸術への展開など,過敏性に関係する最新の知見や取り組みについて紹介します。

 

話題提供者感覚過敏のメカニズム
井手 正和(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)過敏性を踏まえた高等教育での支援
佐々木 銀河(筑波大学)過敏性と芸術
小山 慎一(筑波大学)当事者からの発信
細尾 ちあき(NPO法人ぷるすあるは)

 

企画・司会緑川 晶(中央大学)・福森 崇貴(徳島大学
お申し込み「お申し込みはコチラ」ボタンからZoomウェビナーの登録ページにアクセスし,所定の事項をご登録ください。登録後,「確認」メールが届きます。当日は確認メールの「ここをクリックして参加」よりご参加ください。

・事前申込制:【申込締切:2022年11月13日(日)】
・定員:1,000名
・どなたでもご参加いただけます。
・インターネットに接続しているパソコン, タブレットスマートフォンより,Zoomウェビナーに アクセスしてください(参加費無料,通信料参加者負担)。
・初めてZoomを利用する方は,アプリをダウンロードしてください(https://zoom.us/download#client_4meeting)。
・お知らせいただいた個人情報は,受付の目的のみに利用いたします。
・シンポジウムの録画・録音・撮影,転載,ならびに資料の2次利用は禁止いたします。

 

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聴覚過敏、触覚過敏、味覚過敏、視覚過敏など【生活で困る】(保護者様を含む大人が困る場合も含む)ことをよく相談されます。

場合によっては、その過敏が強みになることもあるのですが、実際に子育てをしていたり、社会の中で当事者や支援者が困りに注視してしまうことも

多いのです。

今回は、心理学の側面からのシンポジウムで公開となっています。

関心がある方はぜひ申込み下さい。(ともでも職員研修の一つにします。)

「不登校の日は手芸」 自責と焦燥…少女が自らに課したルール

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https://mainichi.jp/articles/20220913/k00/00m/040/038000c

毎日新聞 2022/9/13 12:00(最終更新 9/13 15:53) より転載(金森崇之記者)

 

不登校だった小学生の少女は、学校を1日休むごとに、手芸で一つ作品を作ると自身に「ルール」を課した。部屋には人形の洋服や髪飾りが増え続けるが、罪悪感は消えない。毎日のようにパニック発作に襲われ、泣き叫んだ。母親は「『学校に行くのが普通、学校に行かないのは悪い子だ』という呪いをかけていた」と涙ぐむ。その後、少女が救われたきっかけとは――。【金森崇之】

小さな失敗が積み重なって

 

その少女は現在、兵庫県で暮らす中学3年のカナさん(仮名、14歳)。

「学校に行くのがつらい」と感じ始めたのは小学3年の頃だった。ハッキリとしたきっかけは、よく覚えていない。学校で友達と一緒に過ごす時間は楽しかったけれど、同級生との会話がかみ合わず、「どうしてもっと上手に返事ができないんだろう」と悩むことが多かった。そんな「小さな失敗」が積み重なって登校するのがつらくなり、休む日が増えたのではないかと思う。

 

朝起きても登校の準備ができず、着替えを母に手伝ってもらい、手を引かれて学校に向かった。教室に入れないときには校門をタッチすれば出席扱いとなり、母親からは「今日は頑張って学校までは行けたね」と励まされた。だが、1日休むごとに授業についていくのが難しくなり、ますます学校に行きづらくなった。

「みんな学校で勉強をしているんだから、自分も何かしなくちゃ」。焦燥感に駆られ、得意だった手芸で、人形のスカートやブラウスなどを作り、母親が仕事から帰ってくると「今日はこれを作ったよ」と見せるのが日課になった。

 

それでも、自責の念に駆られる。「学校に行けていない自分はダメなんだ」「学校に行かないと全て終わりなんだ」。小4の夏から突然、過呼吸に襲われるようになり、毎日のように1時間以上も言葉にならない叫び声を上げながら泣いた。小5になると完全に学校に行けなくなり、ほとんど自宅にひきこもるような生活になった。その夏、不安障害と診断され、不眠などの症状を改善する投薬治療が始まった。

「無理やり行かせた」後悔する母

不登校になった少女を支えた趣味の手芸作品。中学生になると、人形の洋服なども型紙を取って作れるようになった=本人提供
カナさんと一緒に取材に応じた母親(47)は、無理に登校させた自身の判断を後悔している。

学校への行き渋りが始まった小3の頃からスクールカウンセラーに相談していたが、「学校では普通に過ごしていますよ」と言われ、不登校の原因も分からなかった。いじめでもない。

 

「学校に行かせさえすれば自然に不登校も直るはずだ」と考え、半ば無理やりカナさんの手を引いて学校に通わせる生活を約2年間続けた。

 カナさんには「みんなが勉強している間に遊んだらダメだよ」と言い聞かせ、自宅にあった漫画やテレビのリモコンを隠して仕事に出かけた。カナさんの表情から、少しずつ笑顔が消えていった。

 

 「今思えば、行きたくない学校にあんなふうに連れて行かれ、地獄のような日々だったんじゃないでしょうか。手芸にのめりこんだのも、他にやれることがなかったからだと思うんです」

 母親は、娘の心を追い詰めた日々を悔やむ。

 

『転機となった診断』
 完全に不登校になった小5の6月、学校側の勧めもあり、少女は発達障害などの検査を受け、注意欠陥多動性障害ADHD)と学習障害(LD)と診断された。これまでの娘の行動を思い起こし、母親はふに落ちたという。障害が不登校の一因となっていた。

「早く気づいてあげられなくてごめんね。今までつらかったよね。行きたくないのに学校に行きなさいなんて、もう言わないからね」

そう謝ると、カナさんは、うつむいたまま何度もうなずいた。

 

それから、親子は不登校を否定的に捉えることをやめ、学校以外の居場所を探し始めた。

 

 小6になると、障害児らが学校外で生活支援を受けられる「放課後等デイサービス事業」に申し込んだ。不登校や障害を肯定してくれる温かい雰囲気が気に入り、週に数回、同じような境遇の子どもたちと遊んだりして過ごすようになった。カナさんは笑顔を見せるようになる。

「学校よりデイサービスのことを考える時間が増えたら、気持ちも健康になりました。先生も友達みたいな感じ。人と関わるようになって少し自信がついたんだと思います」

母親も「小さい子どもからお姉さん役として頼られることが増えたことも良かったのかな」とほほ笑む。小学校を卒業する頃には、不安障害の症状もなくなったという。

 

『学校外の居場所がくれた夢』
 学校に行くのはつらいけれど、その放課後には大好きなデイサービスに通うことができる――。学校以外の居場所ができると、中学校の支援学級にも少しずつ通えるようになった。中3となった今春には修学旅行にも参加。普通学級に入ることができる日も増え、約5年ぶりに同級生と一緒に給食を食べた。


学校に行けなくなった小学生の時、少女が自宅で作っていた髪飾り。作品がたまるとフリーマーケットで売り出したという=本人提供
 

来春からは、登校も可能な通信制の高校に通うつもりだ。将来の夢も語る。

「自分を支えてくれたデイサービスや中学の支援学級の先生のような、障害児を支援する職業に就きたい」

 

ただ、葛藤は今でもある。カナさんは「学校に行けた日は『普通』になれた気がして安心する」という。不登校を完全に乗り越えられたわけでもない。それでも、「学校に行けなくても選択肢はあるし、学校以外でも勉強はできます。デイサービスとか、学童保育とか、インターネットにも居場所はあります。受け入れて理解してくれる人はたくさんいると思います」と、同じような境遇に苦しむ人たちにメッセージを送る。

 

『学校に行かなくても学べる選択肢』
 親子は8月下旬、オンラインで開かれた「♯不登校は不幸じゃない」というイベントに参加した。2018年から毎年開催され、今年は不登校の当事者や保護者、支援者約40人が参加。不登校に至った経緯や現状、将来への不安などを話し合った。

 参加者の抱える思いは複雑だ。千葉県山武市の女性(41)は、いじめがきっかけで長男(13)が小3の頃から不登校になった。学校に行かないと決めてからは、地域のソフトテニスクラブやフリースクールが居場所となり、現在は通信制の高校への進学を志しているという。長男は「学校に行っていた時より、今の方が明るい生活です」と笑顔を見せるが、「でも、将来普通の人と同じような安定した暮らしをできるのかなという不安もあります」とも吐露した。

 16年に成立した教育機会確保法は、国や自治体に、学校以外で学習する不登校の児童生徒への支援を求めた。22年6月に閣議決定された経済財政運営の指針「骨太の方針」には、柔軟なカリキュラムで教育を実施する「不登校特例校」を全都道府県などに設置する方針も盛りこまれた。

 イベントを主催する小幡和輝さん(28)は、幼稚園から約10年間の不登校を経験したが、高校生で起業し、現在はオンラインフリースクールのアドバイザーなどを務める。

 小幡さんは「学校は大事です。友達は作ったほうがいいし、勉強もしたほうがいいでしょう。でも、学校で頑張るのが難しいのであれば、それらは他の場所でもできるのではないでしょうか。フリースクールの数はまだ足りていませんが、現在はオンラインなどで学ぶ選択肢もたくさんあります。学校に行かなければならないという『普通』はもう変わってきていると思います。不登校を肯定し、学校に行かない時間をどう有効に使うかを考えてほしいと思います」と話している。

 

*記事内のカナさんは、《オルタナティブ・スクール とも》でお姉さん的な存在としてだけではなく、あらゆるお子さんたちに対等に接してくれています。

春頃には、学校制度そのものに疑問をもち学校へ行くのがいやだという小学6年生のAさんとオープンダイアログのような形で話をする機会も持ってくれました。

大人が決めた制度のもと、しんどい思いをしている子どもたちがたくさんいます。【不登校】という言葉に違和感もあります。もちろん、学校が好きな子どもたちがいることも事実ですが、子どもたちが自分自身で選択出来るような仕組み(制度)が必要なことに大人も気づいているのではないでしょうか?
 

 

新型コロナウイルス感染後の20歳未満の死亡例に関する積極的疫学調査(第一報):2022年8月31日現在

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https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2559-cfeir/11480-20-2022-8-31.html

国立感染症研究所公式WEBサイト

 

今年に入って新型コロナウイルスによる20歳未満の死亡例29例で積極的疫学調査が実施されました。

15人が基礎疾患なし。26人が11才以下。

73%が発症から1週間未満。

 

現在、統計の数字としては若干減っていますが、近隣の小中学校では給食開始後10日ごろで学級閉鎖も出ています。

 

子どもさんに関わる仕事に長く携わっていると、水痘後にライ症候群で亡くなったり、インフルエンザ脳症によって重篤な障害を負ってしまったお子さんにも出会ってきました。

保護者様は一様にご自身を責められます。かける言葉も見つからないほど辛いことです。

 

オルタナティブ・スクールとも》では、24時間換気・不織布マスクの着用・手指の消毒や手洗いを今後も徹底して、子どもさんを含めてご家族様や職員やその家族の新型コロナウイルス罹患予防に努めてまいります。

 

ご理解、ご協力よろしくお願いいたします。

 

 

学校での障害児の隔離永続化に懸念 国連・障害者権利委が勧告

https://www.kyobun.co.jp/news/20220912_02/

教育新聞公式WEBサイトより

 

「今回の国連の勧告についてご関心のある方は、この記事を熟読してください。真のインクルーシブ教育システムを実現するには、特別な場を残す/なくすという議論の前に、通常のクラスで行われるカリキュラム全体を根本的に変えて、ユニバーサルデザイン化と合理的配慮の保障を徹底する必要があります。通常学級のユニバーサルデザイン化の徹底こそが国の将来を左右すると私は考えています。」と本田秀夫信州大学教授がFBに投稿されています。

 

国連が日本政府に勧告「障害にある子どもにインクルーシブ教育の権利を」野口晃菜博士(障害科学)/インクルージョン研究者
https://news.yahoo.co.jp/byline/noguchiakina/20220910-00314466?fbclid=IwAR1LPuoXnnd04hYFyWFfGniNdaRpty7_rwJeHsUmIBAE3rBaWja6Sn9RYs

 

もうご存知の方が減ってしまっているのかもしれませんが【就学免除】という言葉で身体障害を持つお子さんが地域の学校に行くことすら叶わなかった歴史があります。

 

ご本人の市民運動の結果、地域の学校の門は開かれました。

しかしながら、日本全体で見ているとまだまだ全体主義的な学校教育システムがあらゆる子どもたちにとってかなり弊害を起こしていることは、本田先生が言われていることだと思っています。

カリキュラム(文部科学省指導要領)に基づく一律の教育は、すでに全ての子どもたちにとって苦行になっているのではないでしょうか?

ユニバーサルデザイン化も合理的配慮も本来すべての人になされても不具合はおきず、「あーこうしてもらえると生きやすい!」となるのだと考えています。

 

オルタナティブ・スクールとも》では、大人も子どもたちに「こういうふうに説明してもらえると私はわかりやすいからお願い!」と言うことが多々あります。

自分の苦手なことを相手に伝えることで、相手も配慮しやすくなるのです。逆にそれで子どもたちは自分が得意な形で接してくれる術を身につけてくれるので、子ども同士でも必ず相手と自分の落とし所を見つけてイライラもしなくなります。(呼吸に集中する術もずいぶんと習得しているのもあります。)