オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

【見逃し配信:10月4日まで】9/4 一般公開WEBイベント「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」

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https://successability-lab.com/news/719/

筑波大学人間系 佐々木銀河 研究室公式WEBサイトより

 

以前に《オルタナティブ・スクールとも》のこのblog内でも案内させていただきました、表題のWEBイベントが見逃し配信されています。

 

「青年期・成人期における発達障害のある人を取り巻く現状や課題、目指すべきこと」
本田 秀夫 先生(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 教授)

 

の基調講演も聴くことができます。

 

『私の子には関係ないんじゃない?』

 

と思わず、意外と子育てに関して『あ!これ、子育てや将来のヒントになるかも!』というお話もあることが多いことを実感しています。

 

#本田秀夫 先生 #平岩幹男 先生 他、YouTubeやVoiceなどでも無料で子育てのエッセンスをお話になることも多いです。

オンライン市民公開講座 シリーズ「年代別 発達障害の支援」(講師:本田秀夫先生)

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https://maruko-hp.jp/informations/2022koza/?fbclid=IwAR1X46qATZasAPfTQO3t7IBNkJIE8_tXYaUuOXmkLCBZf7WMyMZY4Nz_HgU

長野県丸尾中央病院公式WEBサイトより

 

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長野県丸尾中央病院公式WEBサイトよりお申込みください。

 

 

 

 

パズルとA作戦

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小学1年生のaさんがはじめたちょっと難しいジクソーパズル。

「うーん、誰か手伝って!」と助けを求めると

小学3年生のbさんと小学6年生のcさんが

「僕が手伝おうか?」と手をあげてくれました。

 

助け(SOS)を出せるようになったaさんの力と助けを求められた時に「手伝おうか?」と相手との合意形成を忘れなかったbさんとcさんの2人の言葉には、成長を感じました。

 

ということで難しいパズルは3人の力で完成したのですが、、、、、

 

帰る間際になって、bさんが

「うわー宿題するのを忘れてた!」と爆弾発言。

職員も

「うわー今日は火曜日だし、宿題して帰らないとゲームをする時間がなくなるどころか、、、、云々」

1年生の時にはこういう場合にbさんは玄関の前まで宿題を持って行き、他の子どもたちが玄関から出ようとするも

「あとちょっとで終わるからーーーーー」と宿題を広げていましたが今回は違いました。

bさん自ら

「わかった!家に着いたらすぐに宿題したら大丈夫や!」「1番に送ってください!」

と代替え案を考えて提案したのです。

同乗していた中学生のdさんも「ええよ!bさんが一番に送ってもらい!」と賛同してくれました。

 

名付けて《A作戦》です。

家に着いたら、手を洗う。『ただいま』ってお家の人に言ったら、他は何も言わずにランドセルから宿題を出して宿題を終わらせる。

そしたら、いつものようのお家の人と約束をした時間(30分)ゲームをする。

 

「bさん!今日は《A作戦》しかないで!《B作戦》も《C作戦》もない!《A作戦》だけや!大丈夫?」

と送り出すと

「《A作戦》大丈夫や!」

とbさん。

 

dさんにも「《A作戦》頑張ってね!バイバイ!」と背中を押してもらい、意気揚々と帰って行きました。

 

保護者様からも「《A作戦》大成功しました!笑」と連絡がありました。

 

自分の忘れてしまいがちな特性に対して、代替え案を考えることが出来るようになったbさんの成長と見守ってくれる中学生のdさんの成長に感謝です!

 

 

 

【コウノドリ】

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https://www.tbs.co.jp/kounodori/

ドラマ【コウノドリ】/TBS公式WEBサイトより

 

コロナ禍、熱中症警戒アラートの中、外出するのが躊躇われるので、おとなしくドラマ【コウノドリ】をネット配信で観ていました。

 

運十年前に私も淀川キリスト教病院の周産期医療センターでお世話になりました。

私の場合は、第二子の出産の際にまさしく周産期医療に大変お世話になり、BABYはNICUにもお世話になりました。

 

《ノラ妊婦》《死産》《出生前検診》《14歳の妊娠》《人工授精》《体外受精》他、社会の縮図が『出産』という命をかける一大事に

大きく関わっていることを再度認識するとともに、

赤ちゃんが産まれてくるたびに涙が止まりませんでした。

 

医療職ではない私は、自身の出産にしか立ち会っていないのですが、保育士としてアセスメントをしていると保護者様から出産時のことを伺うこと、その後の育児の大変さや楽しかったことを聴く機会が続いています。

世間でいう「普通」がなんなのか?ということを思い知った職業人生です。

 

それでも、この仕事をやめられないのはある種、助産師、産科医、新生児科医が「命を繋ぐ」ことに対して重い結果を含めて保護者とともに命に関わり続けるという中毒のような状態と同様なのかもしれないなーと感じました。

 

8月6日9日は、日本に原子爆弾が落とされた日です。

命の尊さを知るために[戦争反対]はもちろんですが、[産まれなければ死はありません]

私にとって[産まれる]は母胎に着床した瞬間です。

 

[命が産まれる]ことに向き合うと自ずと人の命をむやみに犯してはいけないと改めて思った休日でした。

 

 

発熱等診療・検査医療機関 公表一覧(令和4年8月4日時点)

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https://public.tableau.com/app/profile/.41901870/viz/484_16595179120500/1_1

発熱等診療・検査医療機関 公表一覧(令和4年8月4日時点)/兵庫県感染症対策課新型コロナウイルス対策班

 

地域検索で該当する区名や市名を選んでください。

Aはどなたでも電話で確認していただけます。

Bは日頃からかかっておられる患者さん対象です。

 

電話をかけても、医療従事者の罹患によりその日は発熱外来を行わないとない言われたり、資材が不足して検査が出来ないと言われることもあるようです。

 

現在、ドラッグストアで抗原検査キットが手に入らないと聞いたこともあります。

ただし、体内に、ある程度のウイルス量がない状態では抗原検査では陰性が出ることがあります。(PCR検査の方が正確です。)

兵庫県医療的ケア児支援センターの案内

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https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf10/iryoutekikeajishiennsenta.html

兵庫県医療的ケア児支援センター/兵庫県公式WEBサイトより

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/index_00004.html

厚生労働省公式WEBサイトより

https://www.mhlw.go.jp/content/000801675.pdf

▲医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律

 

https://www.mizuho-rt.co.jp/case/research/pdf/r02kosodate2020_0103.pdf

保育所等での医療的ケア児の支援に関するガイドライン

 

昨年、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が公布、施行されました。

 

ともでは、受け入れに必要な医療器具や看護師がいないので実際には受け入れをする施設の指定を受けていません。

しかしながら、保護者なら出来る医師の指示に基づく医療行為の壁がアレルギーを持つお子さんのエピペン投与などを含めて、

保護者にだけ負担がかかるのはいかがなものか?という思いを持ち続けてきました。

この法律では、

「医療的ケア」とは、人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為をいう。
2 この法律において「医療的ケア児」とは、日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケアを受けることが
不可欠である児童(18歳未満の者及び18歳以上の者であって高等学校等(学校教育法に規定する高等学校、

中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部をいう。)に在籍するものをいう。)をいう。

と明記されていますが、実は小児の糖尿病をもつお子さんの血糖値を計測してインスリンを投与するなどの行為もアレルギーのエピペン投与同様に

保護者の負担になっている自治体もまだまだあります。

 

https://www.z-hoikushikai.com/about/siryobox/book/iryotekicare.pdf

▲医療的ケアを必要とする子どもの保育実践事例集/社会福祉法人全国社会福祉協議会国保育士会

 

上記のように全国保育士会の事例はとても参考になります。

もちろん、看護師配置などの課題はありますが子どもをみんなの力で育てる視点がつまっています。

 

ともでは、医療的ケア児コーディネーターが2名、今年度中に1名が研修受講後コーディネーターとして登録されます。

 

家族だけで抱えるのではなく、関係各所と子どもを中心にどんなことが出来るのか?福祉の視点だけではなく、医療、教育、地域社会

がみんなで支えあえるように、全ての子どもの子育てに少しでも保護者だではなく、多くの人が関われるように、、、、

そんな社会でありたいと願っています。