【コウノドリ】
https://www.tbs.co.jp/kounodori/
コロナ禍、熱中症警戒アラートの中、外出するのが躊躇われるので、おとなしくドラマ【コウノドリ】をネット配信で観ていました。
運十年前に私も淀川キリスト教病院の周産期医療センターでお世話になりました。
私の場合は、第二子の出産の際にまさしく周産期医療に大変お世話になり、BABYはNICUにもお世話になりました。
《ノラ妊婦》《死産》《出生前検診》《14歳の妊娠》《人工授精》《体外受精》他、社会の縮図が『出産』という命をかける一大事に
大きく関わっていることを再度認識するとともに、
赤ちゃんが産まれてくるたびに涙が止まりませんでした。
医療職ではない私は、自身の出産にしか立ち会っていないのですが、保育士としてアセスメントをしていると保護者様から出産時のことを伺うこと、その後の育児の大変さや楽しかったことを聴く機会が続いています。
世間でいう「普通」がなんなのか?ということを思い知った職業人生です。
それでも、この仕事をやめられないのはある種、助産師、産科医、新生児科医が「命を繋ぐ」ことに対して重い結果を含めて保護者とともに命に関わり続けるという中毒のような状態と同様なのかもしれないなーと感じました。
8月6日9日は、日本に原子爆弾が落とされた日です。
命の尊さを知るために[戦争反対]はもちろんですが、[産まれなければ死はありません]
私にとって[産まれる]は母胎に着床した瞬間です。
[命が産まれる]ことに向き合うと自ずと人の命をむやみに犯してはいけないと改めて思った休日でした。