キュウリ豊作
オヤツに出す柑橘類の種を発芽させてたわわに実る柑橘類をみんなで「たくさん食べるんだ!」と、種を発芽させることへの執念を燃やすA君に寄り添い、苗を買うのではなく、食べた柑橘類の種を発芽させようと、職員は調べに調べて一緒に挑戦しましたが、、、、かなり難しかったのです。酸っぱいレモンまで食べて種を集め、お友だちも家で食べて出た種を持ってきてくれたり、、、、それでも発芽には至りません。私たちの勉強不足か、はたまた、品種改良のためのF1種では、種が入っていても発芽から木になるのは難しいのか?
まだまだ、研究の余地はありそうです。
ということで、A君がオヤツで丸かじりをする、キュウリとミニトマトだけは苗を購入して、庭のプランターに植えました!
「ウドンコつよし」という改良種は、早々、うどんこ病になり、お酢と重曹でなんとか蔓延を防ぎましたが、次は雄花ばかりで雌花が咲かないために実がならないという事態が発生しました。(農家さんはだてに農家をやっておられるわけではないですね。実感、、、、)
とは言え、毎日、キュウリとミニトマトの成長を観察し続けて、私たちに報告してくれるA君。
おかげさまで、キュウリは豊作!
昨日は、お友だちがミニトマトを水遊び用のホースで折ってしまったのを、怒りもせずに修復作業に専念するほど大切にしています。
農薬を使用せず、出来れば品種改良をされていない種子からの発芽を経て苗から作る作業にしたいと思っていますが、今年の夏はひとまず「実がなるという喜び」を実感してもらえました。
大人も子どもも「コロナ疲れ」で日々しんどい思いをしていますが、毎日、キュウリとミニトマトを大切にしているA君を見ていると疲れは吹っ飛びます。