「もう、学校には来ない!」
私が危惧していたことがすでに起きました、、、、、
学校は、文部科学省の指導要領に準じて授業を進めます。2020年3月〜6月中旬まで休校と分散登校で遅れた分を取り戻したい学校教員が焦ることは目に見えていました。大人の都合で長い人生のたかが数ヶ月の埋め合わせする為に子どもたちが楽しみにしていた夏期休暇や行事を削ってまで授業にあてれば、しわ寄せは子どもにいきます。
昨日、小学一年生のAさんは「もう、金曜日まで学校には来ない。ともに行く。」と担任に宣言してきました。
ひらがなを学習する速度が早いことでストレスがたまり、3時間目の算数ではプリントをグシャグシャに丸め、
休憩時間にお友だちとの関わりがうまくいかなかったことを叱責され謝罪させられ、
たまたま、担任と直接会って話が出来たので、Aさんの現状もお伝えした上でどのような合理的配慮が必要なのかはざっくりと伝えました。
それでも抜け落ちるのは、休憩時間のお友だちとの関わりです。
【オルタナティブ・スクール とも】に帰ってから、Aさんに事情を聴き、どのような行動をすれば良かったのかを話しました。(とも内では、SSTとして課題として捉えていました。)
新型コロナウィルス(CVOVIT–19)感染拡大防止という目的で休校したとはいえ、大人の都合です。
休校中も活動の制限を強いられて、子どもたちのストレスはMAXでした。なのに、、、、、、その心のサポートもせず、指導要領をこなすことを文部科学省でさえ推奨していないことを現場の教員は知っているのでしょうか?
療育=保育+教育だと児童発達を専門にしておられる某市の発達支援センターに勤務する医師が言っておられます。また、子どものことは医師より現場の保育士や教員のがよく知っているはずですとも言われています。
子どもたちが学校に来なくなってもなんの手立てもしてくれないのは、すでに経験済みです。
小学一年生から「学校には来ない!」と宣言された教員は、もう少し自覚を持って、子どもたちと接していただきたいです。