オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

発達障害のある子どもの就学・学校生活の悩み【まとめ】~教えて!本田秀夫先生~

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https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/815/

NHK福祉情報サイト ハートネット 公式WEBサイトより

 

信州大学医学部附属病院:精神科・本田秀夫医師から保護者からの質問に答える形のまとめです。

 

発達障害の有無に関わらず、就学・学校生活の悩みは多かれ少なかれ発生します。

その時に大人がどういう心持ちでいるか?で子どもたちの気持ちは大きく変わります。

 

大人は子どもたちが教育を受けれらるよう【義務】をおっていますが、

子どもたちは教育を受ける【権利】をもっています。

この【権利】を担保するには、まずは子どもたちが安心して過ごせる場所があることが重要です。

 

児童福祉法

子ども基本法

にも、《児童の権利に関する条約》が明記され、子ども本人の意思が尊重されることがハッキリと書かれています。

 

その子ども本人の意思を無視した大人の【義務】の押し付けはあってはならないことです。

 

ここを間違えると子どもの権利は著しく阻害されてしまいます。

大人も同様で【権利】があってこそ【義務】を遂行することを知っていると、人権侵害が起きることはないのですが、、、、、

 

https://school-3947.business.site/

児童発達支援+放課後等デイサービス

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「読めてる?」アプリ

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https://yometeru.open-dna.jp

【限局性学習症】

LDと言ったり、ディスレクシア、ディスカリキュアと書字、読字、計算を分けて表記されたりします。

 

NHKハートネットなどで見え方(視力には関係ない)が違って板書がしにくい方のインタビューや子どもから直接、

「こういう文字は黒板に書かれていても写しにくいねん。」

と教えてもらうこともあります。

 

努力・根性・忍耐で解決することではないので、上記のアプリを開発された

⼤阪医科薬科⼤学小児高次脳機能研究所・LDセンター
オプトメトリスト・医学博士
奥村 智人先生

もこのアプリで特に【ディスレクシア】は子どもたちは静かに困っていると書かれておられます。

 

コロナ禍でタブレット端末が導入されたにも関わらず、《板書》がしんどいお子さんに《板書》を強いたり、

漢字ドリルで何度も同じ文字を書かせる宿題をかしたりとどんどん子どもたちがしんどい状況になっていないか?

を私たちは知っておく必要があります。

 

LDのみ単体で発達症とすることもあれば、グラデーション(スペクトラム)として色々な特性をゆうしていることも

あります。

 

子どもたちがどんなことに困っているのか?(困った大人に困らせられている子どもというケースも多いです。)

を見極めて少しでも日々が楽しくすごせるように工夫したいですね。

単独外出が心配

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https://www.sannichi.co.jp/article/2023/09/27/00687022

山梨日日新聞WEB版より

 

信州大学医学部子どものこころの発達研究所所長の本田秀夫先生が月に2回、保護者様からの悩みに相談する形で記事を掲載されておられます。

発達の凸凹に限らず、どんな子育てでもあるよねーということも多く書かれていますし、対応策はもちろんそれぞれのお子さんや保護者様に応じた

対応が必要であることにはかわりありません。

 

私たち事業所の職員にも参考になることがたくさんあります。

 

過去記事もお時間がある時にご覧ください。

高等学校進学予定の皆様

現在、放課後等デイサービスをご利用中の中学3年に該当される生徒さんは、

そろそろ進路決定の時期に入っていることと思います。

 

あわせて、中学校と放課後等デイサービスをご利用中の場合、

現在(令和5年度)までは、

【学校教育法】

第一条 この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。

義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に該当すれば、

引き続き《放課後等デイサービス》の利用は可能です。

 

ただし、いわゆる一条校に該当しない

高等専修学校

などに進学される場合、もしくはいずれにも進学されない場合は、《児童発達支援》を利用することとされています。

 

技能連携などで高等学校に在籍されている場合には《放課後等デイサービス》の利用が可能です。

 

厚生労働省の会議で、年齢的なことを考えて学校教育法の一条校のみに限定するのはどうなのか?をいう議題もあがっています。

今後、どうなるのか?はわかりません。

 

【学籍】がどこにあるかで児童福祉法に定められた《放課後等デイサービス》や《児童発達支援》の振り分けをするのはいかがなものか?とは思いますが、法令で決められているため、今現在は進学先によっていずれかの福祉サービスに振り分けをされます。

 

また、現行の法制度では中学校卒業以降は就労も可能なのでそれが福祉にも反映されているのか?を考えると、児童福祉法が優先されてしまう場合があり、お住まいの自治体の考えに左右されることになります。

 

進路を考える際にはこのことも少し頭にいれて、ご利用の相談支援専門員にご相談ください。

令和5年度(2023年度) 就学時健康診断日程表、令和6年度(2024年度) 新就学児童入学説明会日程一覧、放課後児童クラブ(育成会)(宝塚市教育委員会)

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▲令和5年度(2023年度) 就学時健康診断日程表

 

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▲令和6年度(2024年度) 新就学児童入学説明会日程一覧

 

【放課後児童クラブ(学童)🟰育成会】

令和6年度の入所受付期間及び入所決定時期について

https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kyoiku/kosodateshien/1009267/1054290.html

 

新小学1年生の健診、説明会、放課後児童クラブの日程が発表されています。

予定を空けておいてください!

ご見学希望者の皆様へ

児童発達支援

放課後等デイサービス

 

ともに随時ご見学をたまわっておりますが、9月当初よりご利用中のお子様方の園や学校で

学級閉鎖が続いています。

 

コロナ感染症に関わらず、インフルエンザ、溶連菌感染症他、発熱を伴う感染症のみならず、

鼻水や咽頭痛を伴う風邪様症状があるお子様に関しては、利用者様もご見学者様も同一に

一旦、利用や見学を控えていただくようお願いしています。

 

また、不織布マスクの着用が可能なお子様に関しては、保護者様と共に不織布マスクの着用と

当日の検温や室内に入室する際のアルコール消毒などにもご協力をお願いしております。

アルコールが皮膚に合わない方は洗面所にて石けんでの手洗いをお願いしています。

 

特に来年度から新1年生に進級予定のお子様に関しては、見学順に利用決定ではありません。

見学後にお子様がまた《とも》に行きたいか?

が一番大切なことです。

 

年度途中からのご利用者様も随時受け付けていますので、4月からの利用予約は現在、児童発達支援

をご利用中のお子様のみに限らせていたただいています。

 

日々、学級閉鎖等の連絡が入っており、お問合せに返信をしないままになってしまっている方がおられましたら、

再度、ご連絡いただけると助かります。

(電話での聴き取りは保管させていただいていますが、電話番号は携帯電話の電話帳には登録しないようにしています。)

 

大変、お手数をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

こども若者いけんの会 こども若者パブリックコメント

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https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/iken-boshu/kodomo_wakamono/

子ども家庭庁公式WEBサイト

 

保護者様から提案していただきました。

 

《とも》の子どもたちから意見を出してはいかがですか?

 

です!

 

なかなか良い機会かもしれません。

多数決こそが民主主義だと思われがちですが、色々な意見を出し合いながら良いところを政策に落としこむことこそが

民主主義の根幹です。

 

『小さな声を聞く力』

などとどこかの党のポスターに書かれていましたが、、、、、、

聞くだけなら誰でも出来ますが、それを踏まえて少しでも良い方向に政策を動かさないなら、ただのキャッチコピーでしかなくなります。

 

次世代を担う子どもたちには

「自分の意見を言う力」

(言葉だけではありません。表情やジェスチャーも含みます!)

をしっかりと身につけて欲しいと願っていますし、その為に大人が出来ることをいつも考えています。