オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス【オルタナティブ・スクール とも】です!

発達障害にどう向き合うべきか ー社会モデル×脳科学の交差点ー

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https://sites.google.com/view/sympo2022/

発達障害シンポジウム2022 公式WEBサイト

 

毎年4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デーです。日本では4月2〜8日を発達障害啓発週間とし、自閉症発達障害の理解促進のため様々なイベントが催されます。私たちも研究者の立場から、自閉症当事者の抱える困難やその科学的な知見について、一般の方々と共有する場を設けてきました。

 自閉症は社会的コミュニケーションの困難を主たる症状とし、これまでその理解やいかに改善するかについて注目が集まっていました。一方で、人と人とのコミュニケーションの問題は障害当事者以外の問題であるとも言えます。

 今年度のシンポジウムは、当事者が抱える困難について、社会やコミュニティの受容により解決できる、あるいはすべき側面と、感覚や運動の問題など当事者自身の困難に直結する側面などに整理し、社会のしくみや研究推進のありかたについて考える機会にしたいと考えています。

 

日時:2022年4月2日(土)18:00~19:40

定員:無制限

YouTube ライブにて生配信を予定しております。配信後は、アーカイブにて4月9日(土)まで視聴可能です。

参加費:無料

 

18:00~18:05 企画趣旨説明

杏林大学医学部/渥美剛史

 

18:05~18:25 「リズミカルに手足を動かすのがむずかしいのはなぜ?」

国立障害者リハビリテーションセンター研究所/井手正和
ASDの方の多くが抱える協調運動の問題は、線をなぞること、身体のバランスを維持すること、リズムに合わせて手足を動かすことなどさまざまです。私たちの研究では、上下左右の手足を組み合わせてリズミカルに動かす動作を行ったとき、どのような組み合わせでASD者の苦手が現れるのかを実験的に調べました。そこから見えてきた、脳の抑制のはたらきの特徴と協調運動の問題との関係性を紹介します。

 

18:25~18:45「『感覚過敏』と『ユニークな感性』のはざまで」

杏林大学医学部/渥美剛史
自閉症当事者では、特定の光や音、触感などへ過度な苦痛を感じような、感覚過敏がよくみられます。近年の研究から、そうした特性に関連する神経のはたらきについて明らかになりつつあります。こうした日常の苦痛を取り除くことが望まれている一方、「特殊な感覚」「感性」がその人のアイデンティティになっているケースも散見されます。これら感覚過敏やユニークな感性を生じうる脳のはたらきや、互いの関係について考えてみます。

 

18:45~18:50 休憩

 

18:50~19:10 「『ASDは脳の障害』。それだけでいいの?──社会学・障害学から見たASD

The University of Exeter/篠宮紗和子
ASD自閉症スペクトラム障害)は「治す」べきなのでしょうか?困りごとは誰が解決すべきなのでしょうか?脳科学ASDの困りごとをもたらす脳機能の特性についてさまざまなことを明らかにしてきましたが、これらを「治す」べきなのか、誰が対処すべきなのかという話題は脳科学の範囲外にあります。それらを扱うのは、社会学や障害学と呼ばれる分野です。これらの分野の一部では、「障害」という言葉の意味、障害の原因を脳の問題にすることの限界や、「治す」ことの良し悪し、科学がどうしても「治す」ことに結びついてしまうこと、「個性」というマジックワードの限界、そして障害の社会モデルと呼ばれる考え方について議論してきました。今回は、こうしたASDについての社会的・規範的な側面について話題を提供したいと思います。

 

19:10~19:35 全体討論

今回のテーマについて、これまでの話題や事前に参加者から頂いたコメントを元に議論を交わします。

井手・渥美・篠宮

 

19:35~19:40 閉会の言葉

国立障害者リハビリテーションセンター研究所/井手正和

 

お申し込みはこちらから↓
https://forms.gle/ovKmgFk1mVrJPwF76

奮ってご参加下さい!

 

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以上、発達障害シンポジウム2022 公式WEBサイト発達障害にどう向き合うべきか ー社会モデル×脳科学の交差点ー】より見やすいようにコピー&ペイストしました。

敬称は略したままです。

 

[とも]の職員研修にもします。ご関心がある方は是非、ご視聴ください。

 

*私の私見ですが、blogで案内させていただいている講演などを拝聴していると、【子育て】全般に参考になることも多いです。

すでに子育て終了をした私には耳が痛い話も多く、「あーもっとこんなふうに子どもと接していたらな〜」と反省ばかりです。