オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

子どものつまずきからわかる《算数の教え方》

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生活の中で必要な算数は、小学4年生と上記の本を監修された、小児科の平岩幹男医師の講演会を聴いてからすでに2年以上が経ちました。

 

書字・読字もですが、数の概念をドリルを繰り返しやっているだけでは、身につかないまま学年だけが上がっていきます。

 

ましてやいずれも使いこなすのは、手段であって、その先の目的がわからないままに繰り返しても子どもたちは辟易して、学習意欲が削がれてしまいます。

 

上もあくまでも参考にはしますが、出来る限り生活の中で必要なこと(例えば、おやつの蒟蒻ゼリーは何個食べたいのか?おかわりは何個欲しいのか?全部で何個食べたのか?)から数に関心を持って、四則演算の言語としての理解をどう育むかが重要です。

 

漢字も出来れば、それぞれの子どもさんの興味関心がある分野(車のカタログ、恐竜図鑑、飛行機の本、漫画、歌の歌詞)から、読字が出来ることが優先だと思っています。

 

こうして、ブログを書いている私は、実は大の漢字嫌いです。

これが手書きになると、誤字脱字だらけで恥ずかしくなりますが、幸いICTの波に早くからのっかていたので、適切な変換さえ選択すればあまり恥ずかしくない程度には文章が書けるのです。

 

文字を習得する目的、数(計算)を習得する目的を今一度、考えてみませんか?日常の中にヒントがたくさんあるはずです。