生理カンペキBOOK《男の子も大人の人も、みんなで読んでね!》
http://ribon.shueisha.co.jp/manga/seiri_kanpeki_book/index.html
▲「生理カンペキBOOK」©りぼん2021/集英社公式WEBサイトより
「お父さん。生理が来ちゃった」
ある日自宅で、小学5年生の長女(10)から生理(月経)が始まったと告げられた。記者(37)の生理の知識は、保健体育や理科で学んだ程度だ。生理用品の使い方や入浴の可否、今後起こる体や心の変化―。長女の疑問に答えてあげられなかった。
頼りにしたい妻(37)は仕事で出ている。2人の娘の父親になっても、生理は人ごとだったんだと痛感させられた。
妻にLINE(ライン)で助けを求めると「『りぼん』の付録がすごい。ネットで公開されているから、見せてあげて」と返事が来た。ネットでも話題の「生理カンペキBOOK」は、不安になっていた長女と記者の「今、知りたい」情報であふれていた。(デジタル編集部)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209400
▲娘が生理に!でも妻は仕事でいない・・・ 37歳パパ記者のピンチを救った少女漫画誌「りぼん」の付録/東京新聞2022年11月2日記事より
内容もわかりやすく、ルビが振られています。
何より
《男の子も大人の人も、みんなで読んでね!》
というのが良いですね。
【オルタナティブ・スクール とも】でも初潮を迎えるお子さんがいたら、この冊子のように女性職員がトイレに入ってナプキンの交換や、
ショーツの汚れを洗ったりすることを一緒にやっています。
その他にも
「今日、生理で眠いねん!』
など、他児がいても言いやすいことを大切にしています。
最初は、男児が
「それ言うたらあかんことやん、、、、』
などとタブー的な発言もあったのですが、
『え?お母さんも生理でしんどそうにしていることってないの?』
と聞いてみると、
『あーしんどいって言うてるわー』
と気づきます。
大人が勝手にタブーにすることは《知らない》=《無いこと》となります。
記事内にもあるように、[学校ではここまで教えてくれないよねー]こそが、お家で教えないと何も《知らない》に繋がるのです。
日本は【性教育】がずいぶんと遅れています。
生物学的な男女に起きる身体の変化はもちろんですが、先日、blogでも触れた排泄の処理でも同様です。
【性教育】=【人権教育】
だと捉えています。
自分の身体のことを正しく理解することは、自分自身を大切にすることです。
そうすれば自ずと他者のことも大切にすることにつながります。
私は小学生の頃、[なかよし]講談社派で、[りぼん]集英社派の友だちと交換して読んでいました。
今回の【生理カンペキBOOK】は、すでに既刊された号の中綴じだったようですが、WEBサイトで公開されているのはありがたいですね。
ぜひ、お家の方みんなで開いて読んでください。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E441316-000/00?colorDisplayCode=35&sizeDisplayCode=004
▲エアリズム吸水サニタリーショーツ/UNIQLO公式WEBサイトより
この類いのショーツは、【オルタナティブ・スクール とも】でも別のメーカーの物を女性職員に業務として購入して
試してもらったことがあります。
ナプキンの交換に慣れている職員にはあまり評判は良くなかったのですが、、、、
(価格的にもUNIQLO製品より3倍ぐらいするのもネックでした。)
生理の後半には、面倒なナプキン交換(大人でもクルクル巻きついて結局ショーツが汚れてしまう。)よりも
吸水型のサニタリーショーツはお試しの価値ありだと思います。