兵庫県立こばと聴覚特別支援学校/聴覚障害児支援力向上研修
《聴覚障害児支援中核機能モデル》
というのものが令和2年度予算額1、7億円(厚生労働省)が国の予算から計上されています。
うーーーん、これを47都道府県で割ると、、、、、
福祉・医療・教育にそんなに予算を付けたくないんかーい!と突っ込みどころ満載です。
そもそも、ろうや盲の支援学校は比較的古くからあるのですが、医学の進歩もあって単純に
《聴こえない》《見えない》が出産時のスクリーニングや成長の過程で明らかになることも増えています。
今日は、日曜日でしたが『オルタナティブ・スクールとも』から私を含めて3人が研修に参加させていただきました。
私個人としては、我が子の同級生(1歳児の時)にご家族がみなさんろうの方との出会いが最初でした。
その後、勤務する保育園にろうのお子さんがいたり、全盲のお子さんを担任したりと発達支援センター勤務でないにも
関わらず、たくさんのお子さんとの出会いがありました。
今日は初めて【兵庫県立こばと聴覚特別支援学校】に伺うことが出来ました。
[本人もわかっていない困り]とは?というグループワークがありました。
ついつい、困っている支援者(当事者目線ではない)の話に終始することが多いです。
すべての子どもたちが多かれ少なかれ[本人もわかっていない困り]をもっていて、
それを本人も気づかずに生きづらくなっていることが多々発生しているのではないか?という話になりました。
今回は、聴覚障害児支援の視点でしたが、結局のところは大人のエゴではなく
《子ども本人が今も将来も生きやすいようにすること》
を考えると、困っている支援者ではなく、困っている子どもに必要なことやあゆみよりがなんなのか?が
見えてくると思います。
帰り際、靴箱の上に〈カリン〉の実が置いてありました。
玄関先にたわわに実ったカリンの木を発見!(まだ少し青かったですが、低い樹にたくさん実がついていました。)
図々しい私は、すぐに校内に戻り校長に
「あのカリンの実、お子さんたちと何か作る予定がありますか?外にはビワの樹もありましたし、、、、、」
と声をかけさせていただきました。
ビワの他にもギンナン、渋柿、ブルーベリー他があってカリンだけは何も使用していないとのこと。
「先生、もう少し熟したら電話をさせていただくので獲りに来てもいいですか?」
「近隣の宝塚幼稚園のカリンはいただく約束をさせていただいているんです。シロップ付けにして炭酸で割って子どもたち
と飲むんです!」
と、初対面なのに厚かましいお願いをしたら快諾していただきました!!!
渋柿は干し柿にしたり、職員さんが焼酎に付けて渋味をとって保護者様に配るとのこと、、、、
(ん?これは初耳。そもそもアルコール分解酵素がないので焼酎づけに関心がないのです。)
研修での学びとそこで得た人脈は、かけがえない宝物です!