残った墨汁が、、、、、(子育てあるある)
下記より引用
https://shodo-kanji.com/index.html
▲書道入門
小学生のAさんの書道セットから墨汁が漏れていました。
Aさんがともの前に到着し、ともが配車したタクシーから降りると、真っ白なシートカバーには墨のあとが、、、、
慌てたのは運転手さんです。
『あーーーーどうしよう・・・・』
呆然です。(真っ白なシートカバーに墨のあとですから、無理もないのですが。)
まず、私から運転手さんには、『申し訳ありません。すぐに御社の本社に電話をしてどうさせていただくのが良いか?を確認させていただきます。』と謝罪。
同時にAさんの書道セットは、台所のストレス流し台へ。
フクユタクシーの次長さんには、状況を説明させていただき謝罪した上で『クリーニング費用はどうさせていただきましょうか?』と伺いしました。
【今回は、クリーニング費用は結構です。今後、気をつけて下さい。】とのことでした。
『それでは、お言葉に甘えて、、、、運転手さんに電話をかわらせていただきます。』と運転手さんに電話をかわり、再度、お詫びをしました。
その後、書道セットの鞄も墨汁で濡れていること、中の硯などが入ったプラスチックケースを開けると墨汁が滴り落ち、雑巾も墨汁まみれ。
しかし、墨汁の容器はしっかりと蓋がしめられていました。
Aさんには《墨汁の蓋はしまってるね!》と見せて確認し、《ひょっとして、授業でお習字をしたあとに硯に残った墨汁を片付けないで、フタをしちゃった?》と尋ねるとうなずいたので、おおむね、どうして墨汁大事件が起きたのがわかりました。
黒いケースに黒い硯、もちろん、黒い墨汁では片付いているのかどうか?よほど、注意しないとわかりにくいのです。
これ、洗面所で洗うと陶器のキズに墨が入って、これまた掃除が面倒なのでステンレスの流し台に持っていきました。
洗っても洗ってもお湯は黒いままです。
Aさんには、
「お習字のあとにどうやって残った墨汁を片付けるか?お家の人と相談してね。今日は、バッグをビニール袋に入れたままお家の人に渡してや!」
「絶対にお家に着いても、お習字セットは自分でビニール袋から出したらあかんで。」
と伝えました。
お習字セット、絵の具セットあるある事件です。
どこのご家庭にでも起こりうることなので、保護者様の許可を得て掲載させていただきました。
とりあえず、大人は
①慌てないこと
②子どもを叱責しないこと
③次回からどうやって片付けると良いかを子どもさんと相談すること
です。
Aさんは大人が誰も慌てなかったことで、お家に帰ってからも私がお願いした通りに、書道セットをビニール袋に入れたままお家の方に渡すことが出来ました。その上、私が保護者様に報告する前にお家の方がAさんに聞き取りをして、ほぼ間違えなく伝えることが出来ました。
保護者様も、
「これ、家でやられても、どこかよそのお宅でやってしまっても私がまずパニックってました。」
とのことでした。
*余談ですが、、、、
お習字を習っている上級生に墨汁の処理を聞いたところ
『え?もったないから、容器で吸うよ。結構、難しいけどね。』という裏技も教えてもらいました。
また、別の学年のお子さんに聞いたところ
『失敗した紙か新聞で吸い取るねん。』とのことでした。