COVID -19の変異株罹患者の増加が心配されたり、
PM2.5や黄砂が気流にのって飛来したり、
子どもたちが【外で遊びたい】【どこかへ行きたい】という気持ちをストレスを溜めずにどうやれば過ごせるか?は、私たちも悩むところです。
『公害病』として《光化学スモッグ》なるものに振り回されたのを知らない子どもたちにとって、見えないウィルスや大気汚染や黄砂に大人が対応しているのは、子どもたちにとっては「?????????」です。
短時間で少しでも外に出ることが出来て、三密を防ぎながら子どもたちが【やりたい!】という選択をした時に、庭でコンサートが始まります。
何を踊りたいか?
何を歌いたいか?
順番は誰の次なのか?
曲名を知ること・誰が演奏しているかを知ることなどを含めて、それを時には紙に書いて並べたり、横並びでマスクをつけて並んだり、手を振って応援したり、もちろん、身体の使い方や口の開け方も療育的要素が多いのですが、子どもたちが自らやりたいことをうまく引き出し伸ばしていくことが何より大人も楽しいのです。
【音楽会】が出来る見通しが立たず、【宿泊行事】の見通しも立たず、目的が曖昧になり子どもたちのフラストレーションも溜まる一方で、自然との折り合いの付け方を学ぶ機会となっています。
ウィルスも黄砂もある意味自然という大きな枠で捉えると、霊長類ヒト科如きがどうこう出来る問題ではないのかもしれません。
ただ、かつて【公害】と言われ日本だって撒き散らした大気汚染は、中国だけのせいではなく、世界規模で考えなければいけない課題です。
ともの子どもの中に『宝くじが当たったら、環境問題の解決に使いたい!』というAさん。それを聴いて、『そうだよねーヒト科だけの問題じゃないもんね。』というBさん。
大人よりも深く色々なことを考えています。
その横で、『ごめんなさい!私、宝くじ当たったら、飛行機を貸し切って、ともを1ヶ月休みにして職員とその子どもたちで、タヒチに行きたいねん!』となんとも強欲な私に発言に『いいんじゃない。かずちゃんダイビング好きだもんね。』とこれまた受け入れてくれる子どもたちに『タヒチから帰ってきたら、ちゃんと仕事します!』とほぼありもしない夢を語っています。