新型コロナウイルスの臨床実践への影響に関する臨床実践グローバルネットワーク(GCPN)
https://www.globalclinicalpractice.net/ja/
▲臨床実践グローバルネットワーク(Global Clinical Practice Network; GCPN)
WHO精神 保健および物質乱用部によって設立された、メンタルヘルスおよびプライマリケアの専門家の多国籍かつ多言語のネットワーク
下記の依頼がきました。(私は博士号を所有していないので、先生は照れますが臨床として、この間の子どもたちや保護者様の実態やサポート体制を個別URLから回答し、今後の実践の役に立てればと考えています。)
田中 和子先生
この度、新型コロナウイルスの臨床実践への影響に関する臨床実践グローバルネットワーク(GCPN)の調査にご協力賜りたくご連絡差し上げております。
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の精神保健専門家の業務は、配置転換、施設の優先順位の変更、遠隔医療・保健サービスの大規模かつ迅速な普及の必要性などにより、大きく混乱しています。本調査は、新型コロナウイルスに関連する業務の変化、精神保健の専門家の対応、精神保健従事者におけるウェルビーイングの促進・阻害要因の特定を目的としています。本調査が収集の対象とする情報は、すでにケアへの大きな障壁に直面している精神疾患を持つ人々に対し、質の高いサービスを提供し続けるうえで精神保健の専門家を支援する政策やプログラムを開発するために必要なものです。
新型コロナウイルス関連の調査参加依頼を他に既に受け取られているかもしれませんが、GCPNの本調査は、他にはない重要な特徴があります。まずGCPNは、既存の同種のネットワークの中でも最大規模かつ最も多様な国際的な臨床家を対象とする研究ネットワークであり、世界159カ国から15,500人以上の臨床家が参加し、かつ全世界のあらゆる地域をカバーしており、非常に生産的な研究協力の業績を誇ります。したがって、GCPNは、現在の世界的な公衆衛生危機に対応するために、重要な国際的なメンタルヘルス研究を推進するのに適しています。本調査は、WHO、WHO加盟国、医療制度、教育機関、専門家団体などにおいてリソースを開拓し、プログラムや政策に関する提言を提供するための基盤として、重要かつ世界的にユニークな成果を生み出す可能性をもっています。
(省略)
この重要な調査にご参加いただき、誠にありがとうございます。結果がまとまりましたら、ご協力くださった皆様と共有させていただきます。
皆様のご協力とご支援に感謝の意を込めて。
Prof. Geoffrey M. Reed
Dr. Tahilia Rebello
GCPN 新型コロナウイルス調査グループを代表して:
Prof. José Luis Ayuso-Mateos, Spain
Prof. Wolfgang Gaebel, Germany
Prof. Oye Gureje, Nigeria
Dr. Jingjing HUANG, PR China
Prof. Shigenobu Kanba, Japan
Dr. Brigitte Khoury, Lebanon
Prof. Cary Kogan, Canada
Dr. Maya Kulygina, Russian Federation
Dr. Chihiro Matsumoto, Japan
Prof. María Elena Medina-Mora, Mexico
Prof. Kathleen M. Pike, USA
Dr. Rebeca Robles, Mexico
Prof. Michael C. Roberts, USA
Prof. Pratap Sharan, India
Prof. Scott Stroup, USA
Prof. Min ZHAO, PR China