オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

シュトーレンをお土産に

持って、私の同級生が【オルタナティブ・スクール とも】に遊びに来てくれました。

彼女の19才になる息子君はASDで中学校までは地域の学校の支援級で学び、高等学校は支援学校ではなく、東朋高等専修学校に進学しました。

彼女が東朋高等専修学校を息子君と見学しに行った時に決めてとなったのは、(正確には親子ともども気に入ったです。)発達に凸凹があり、特別支援学校しか選択肢がないと思っていたのに、比較的見た目にわかるダウン症のお子さん方もワイワイ言いながら通学してくる姿を見たからでした。

 

通学するという当たり前とも思えることが、特別支援学校に行ってしまうと安全最優先で学校からの許可が降りないとバス通学を決められてしまうことに、彼女は疑問を持っていました。

 

高等専修学校を卒業する時に、就労移行支援はほぼ大学を一度卒業して会社に馴染めなかった方で埋まっており、就労支援A型もそれに近く、就労支援B型もこれまたいっぱいだったり、本人も行く気持ちにならなかったり、、、、

 

結局、明光ワークスで職業訓練的なことをはじめたのです。明光ワークスでは、園芸と食品加工のコースがあり、息子君は園芸コースだったのですが、昨日、持ってきてくれたシュトーレンは食品加工チームの友人が作った物だということで、早速、子どもたちといただきました!

「おいしい」とお皿までなめる子どもを見て、彼女も喜んでいました。

 

息子君は来年の4月から特例子会社に勤務することが決まり、彼女もホッと一息ですが、次はグループホームを探すとのことでした。

 

児童福祉法や学校教育法で守られるのは、概ね18才。

その後は、障害者総合支援法(略称)に移行します。18才以降の人生をどうするのか?

これは、私たちも考えなければいけません。

現状は、他の就労支援事業所とのつながりを持ち、勉強させていただいていますが、場合よっては、就労支援も考えていくことが迫る課題であると同時に、志しを同じくしてくれる後継者探しも念頭におかないといけません。

 

シュトーレンをいただきながら、あれやこれやと妄想しつつ、「子どもたちには、ガッツリと稼いでもらえるようなことを考えないとあかんわ!」と彼女に伝えると、「そうやで!」と笑っていました!