オルタナティブ・スクールとも

兵庫県宝塚市の児童発達支援・放課後等デイサービス a.s.tomo(@)icloud.com

「発達に遅れや偏りのある子どもと家族への支援」井上雅彦先生の講演会へ行ってきました。

宝塚市川面のある、児童発達支援・放課後等デイサービスのオルタナティブ・スクールともです。

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先日

講演会のお知らせ - オルタナティブ・スクールとも

で、お伝えしました、関西学院大学 西宮聖和キャンパスで行われた、

 鳥取大学教授、井上雅彦先生の講演会へ行ってきました。

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分厚い資料があり、井上先生は、「今日は全部のお話はできませんが、できるところまで、、、」という前置きがありお話ししてくださいました。

 

発達に遅れや偏りのあるお子さんの成長、早期発見、診断、支援を受けることには子ども自身が持っている素質、養育者、支援側の環境が非常に深く関わっているというお話を聞くことができました。

 

人口が減少傾向にある、現在の日本社会ですが、支援を必要としている可能性のある子ども・支援が必要と認められた子どもの人数は増加の一途をたどっています。

結果内閣府の2012年の調査の結果、発達障がいの可能性のある特別な教育的支援を必要とする小学生・中学生は、10人に1人くらいの割合でいらっしゃるそうです。

実際、学校現場を拝見させていただく機会も多いので、その調査結果には納得いたしました。

 

私たち職員が今回の中で一番心に残ったことは障がいの受容についてです。

支援を受ける場合、保護者が支援を受けるように動きます。

支援を受けなくても、子どもを育てているのは、保護者様です。

いろいろなご相談をお受けする当事業所でも、障がいを受容できない保護者さまにお会いすることは多くあります。

それは、「その保護者さまの心の問題で受容ができない」というわけでなく、その保護者様は「受容できる環境にいない保護者さま」だというお話でした。

 

日々、お子さまや保護者様に寄り添った支援・療育を心がけてはおりますが改めて反省とともにこのことを大事にしていきたいと強く感じました。

私たちのもっている、様々な経験やスキルがお子様、保護者様の手助けになれるよう今後も精進してまいります。

 

 

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